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コラム
column

暮らしと設計。

夏至が前後は日が長くなんだか儲けたような気になります。

そして日が落ち始める夕方が楽しい。
照明の灯りが綺麗に見えたり、外の落ち着いた灯りが心地よかったり。
明るさの繊細さを感じられて心地よい時間、空間を感じられます。

季節の瞬間瞬間の美しさを発見でき、感じられるととても豊かな気持ちになります。

これはその人の感受性の違いなのか?と言ったらそうではなく、家に仕掛けがあるかどうかが発見の鍵ではないかと思います。

家の隅々まで灯りで満たすことなく、明暗のメリハリをつけることで、人間が持っている灯りを感じる繊細なセンサーが起動する。

外を眺めたくなるような外部空間を確保することで、空の刻々と変化する様子に気を止めたり。

日が落ち始めあたりがほんのりとしたブルーに包まれた時の木々の陰影に心を奪われる。

これらは全て設計で仕掛けられた人間が本来持っている繊細な感受性センサーを刺激するように計画しているからです。

暮らしと設計はとても重要。

心地よく暮らすというのは、見た目云々ではなくて暮らす人の感受性に何かを届けることだと考えています。

この時期は午後7時近くになってもまだ明るい。

窓辺にソファを設えて、夕刻の空と景色を眺めながらビールを飲む。

至福の時間。

季節と時間と暮らせる家、家時間が豊かな空間に包まれることが、とても大切なことだと考えています。


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