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コラム
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ロッテアライリゾートにある藤森照信建築。上越市の日本画家川崎日香浬展を見る。

「ロッテアライリゾート内に藤森照信さんの空間がある。」ということを今朝知って、急遽行ってみることに。

地元にいながら、そんな身近に藤森建築があるなんて全くもって知らなかった。。。

ロッテになって初めて訪れるアライリゾート。

巨大すぎて迷いに迷ってウロウロすること數十分。

ホテルということもあり、滞在客ではないのに館内を歩き回っていいものか。。。とドキドキしながらも、ついでだしバブル時代の遺跡を探検してやれという意気込みで(笑)

ようやくギャラリーという看板を見つけ、看板通りに暗がりの通路を進む。

ありました。ギャラリーというサイン。

途中から土を塗ったくったテクスチャーに壁が変わっていく様子は、藤森建築臭がひしひしと感じられます。

ついに見つけました。

ようやく目的地に到着。

中に入ると白く明るい空間。その中に小舞で作られた鳥の巣のような空間。

美術館のような品のある空間だけど、素材感が荒っぽいのがなんとも絶妙な空気感をつくっています。

床の分厚い大理石も目地は荒っぽく、それが親しみやすい。超豪華な材料も崩すことで気取った感じがない。

大理石なんだけど、その場にあった地場の材料を現地の人が必要に応じて使っているようなヴァナキュラー感が漂う。

そこがとても魅力的。

小舞で作られて空間の中は、本当に鳥の巣のような守られている感を感じられるから、とても心地よい。

この中では、上越市の日本画家・川崎日香浬さんの個展が開催。

古事記を題材とした作品を多く発表されている。

藤森建築といえば縄文的。。。縄文的ってなんなのか理解してないけど、建築の原点のようなものが感じられるのが特徴的であり、その中に神話の絵画が展示される。

とても親和性があっていい空気感をつくっている印象でした。

絵画も空間も、その場の空気も楽しめ、さらに川崎日香浬さんがお茶を立ててくれる素晴らしい時間がそこにはありました。

ロッテアライリゾートに宿泊する多くはインバウンドの方。

日本の文化、根っこを感じられる環境がそこにありました。

 

藤森建築といえば茶室。

ここにも茶室がありました。

炭を透かし積みのように漆喰で組み立てる。骨格は木か?

2階に浮いているようにある茶室には、原木を切り出したようなハシゴ。。。ハシゴではないな。。。階段を木登りのように登っていきます。

全てが規格外。

茶室には小宇宙が広がっていました。

藤森建築は純粋に楽しい。

この建築は「ザ・フォーラム・炭軒」というタイトルがつけられているようです。

1999年に竣工。ARAIスキーリゾート時代の盛田オーナーのプライベート棟に当たる場所らしく、当時はなかなか見ることができなかったよう。

ロッテアライスキーリゾートに再建されて、ギャラリーとして活用されている見たいなので、お目にかかれる機会は今後増えるのだろう。

今後も期待できる。

個展は3月末まで、金土日の午後に開催されているようなので、一見の価値ありです。


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