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コラム
column

箱根山マンション(吉村順三)を見学。

先日、箱根を日帰りで行くというなんとも勿体無い強行旅をして来ました。 お目当は温泉ではなく建築。 築55年が経過した建築家吉村順三さんが設計の箱根山マンションを見学。 日頃から学ばせて頂いている建築家伊礼智さんが、こちらのマンションの一室をリノベーションする依頼があったということで、現地調査にあたり「見たい人は来ていいよ」ということだったので、速攻決断して行って来ました。 こういう行動力、決断力だけはあるんだけどなぁ(笑) 趣味のような仕事のような…好きなアーティストのライブに行くようなノリで建築を見に行く。そんな感じ。

廊下は半階づつずれていて玄関ドアが見えない綺麗な廊下。これだけで心が奪われます。

半階ずれることで室内の窓を縦断できるので、風の通り道、視線の通り道ができる。

畳に座した時に切り取られる景色がとてもいい。窓と壁のプロポーションもとてもいい。 設備機器は当然時代と共に変化せざるを得ないけど、美しいプロポーションというのは時間を超えていく。 人の感覚はそうそう変わることがない。 これこそが設計なんだろう。 55年経った今もゾクゾクさせてくれる。 表面上ではなく、こういう設計の醍醐味を住宅に反映させたいと思っている。 だからこそ空間体験はこの仕事をやる以上、絶対的に必要なことだと考えています。

細かなディテールもうなる。 雨戸の工夫が簡単で美しい。

当日の箱根はとても寒い。 モヤがかかって遠くの景色は見えないけど、それはそれで気持ちのいい空間。

手すりが丸く塗り込まれていてついつい撫で回してしまう。 丸いものの宿命。

明かりとりもいい感じ。 コルビュジェのロンシャン礼拝堂のような奥行きのある明かりの入り方。(行ったことないけど…)

水平に伸びるマンションが自然の中に佇む姿も違和感がない。 山と一体化しているような感じ。

そして、初めて箱根に来たからには何としてもお湯に触れときたい。 ということで足湯。 足湯に横になって浸かりたいぐらいの気温の箱根。 次はゆっくりと来たい…来るべき!!と思って帰路に着きました


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