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コラム
column

色を決める際に考えること。

横曽根の家はだいぶ工事が進んでいます。

工程は仕上げ工程真っ最中。

ゴールに向けて施工会社さんが頑張ってくれています。

 

横曽根の家はそとん壁と杉板の2種類を使った外観。

和っぽい要素があり、爽やかな感じでもあり、上品に仕上がったと思います。

大屋根と下屋の構成は平面的にも明快でいいつながりが感じられました。

インテリアの仕上げは暮らしの工房では珍しいアクセントカラーを使った壁が一部お目見え。

一面をピンク色に塗装。カワイイ(笑)

今までも一面色を変えたい。という要望はちらほらありましたが、今まで実現してこなかったです。

それは、色を決める際の決め事。

その場の思いつきでは時代や年齢などの趣向に流されてしまい、数年で飽きてしまうおそれがある。

そんなことを伝えるとそこまで深く考えずに、一面色を変えた方がなんだかセンスアップした感じ、おしゃれ感、違った感ができていいのでは。。。程度だったことを知り、それほどの想いがないからいいや。となるケースがほとんどでした。

 

今回は特に要望があったわけではなく、私から色を入れても面白いかなと提案。

その色は敷地に植わり、窓に面して鎮座する枝垂れ桜から色取りすること。

敷地の色や地域環境の色から採取すると、家の中に環境を写しとることができる。

雪の色や冬の曇天、上越なら桜、海の色、白や青、赤や黄、と言ってもその色幅は無限に存在し、その色幅がその地域特有の色や文化に基づいていくのだろうと考えます。

こういう色の採取をすることは住まいにとっても面白いし、飽きることのない、違和感のない空間が出来上がるのだと思います。

これが色を決める際に設けいている決め事。

 

めんどくさいですね(笑)

 

色を巧みに使ったメキシコの建築家、ルイスバラガンはメキシコの空や花、大地などから色を取り、メキシコカラーを使って建築しています。

とても美しく、光に当たる色の加減がとてもいい。(写真しか見たことないですが)

自邸はなんと世界遺産になっています。

 

横曽根の家のピンクの壁が内部のインテリアと一体となった時にどのように見えるのか。

今から楽しみです。

 

横曽根の家は、オーナーさん、施工会社さんのご協力のもと見学会ができるように進めています。

まだ詳細は決まっておりませんが、色使いの楽しみなんかも感じられるといいです。

 

 


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