メニュー
3-6-35mahorobakanⅡ-A, Kokufu,
Joetsu-shi, Niigata, 942-0082, Japan
コラム
column

窓は多い方がいい?少ない方がいい?

家をつくる上で欠かせない窓。

家をつくりたいなぁと思う皆さんなら窓について思うことも多いはず。

窓がたくさんある家がいい。きっと理想の住宅アンケートなんてとったなら上位ランクするに違いない。(勝手な想像です)

それだけ窓は大切だと言うことは共通認識ではないでしょうか?

そんな大切な窓なんだから、やっぱり理想通りたくさん窓をつければいいんじゃない!!

開放的だし、明るくなりそうだし、風通しも良さそうだし、窓がたくさんあったらドキドキワクワクする毎日がおくれそう!!!

ってなりますよね。

 

ここにも窓を、あそこにも窓を。。。って間取りを眺めながらついつい追加したくなるのも無理はありません。

だけどそこは一歩立ち止まりましょう。

窓は大切。という認識はあるけど、たくさんあればいいという認識は設計する側は持ってなく、むしろ「少ない方がいい」という意識が私たちにはあります。

少ない方がいい。というと語弊があるかもしれないけど。

理由としていくつか挙げてみます。

・窓をむやみやたらに開けてしまう見たくないものまで家の中に取り込んでしまってオープンに出来なくなり開放性を失う。

・全方向の窓から明かりが入ってくると室内が均一になり明るさを感じにくくなる。光と影のバランスによって明るさを感じます。ヒールがいてヒーローが際立つように、暗がりがあって明かりが際立つ。

・風は入り口と出口をつくってあげることが必要で、全方向開けると風を呼び込みにくい。

・窓が多い外観は美しく見えにくい。

などなど。。。

必ずしも窓が多いといいという認識はありません。

 

窓は家にとって毒にも薬にもなる諸刃の刃的な側面があります。

だから窓は設計上重要。

『ここ』というポイントに絞って効果的に取り入れることが何よりも重要なのです。

窓は風景を切り取る装置。

風景を切り取ると窓辺はとっておきのスペースになります。

窓は外と中の境界線。ソファとの取り合いを考えることで外と中の連続性が生まれて開放的なスペースになります。

窓で絵画のようにインテリアを設えることも出来ます。

遠くを見渡せる窓に絞ると気持ちがよく、開放的な感覚を味わえます。

窓の奥に庭をつくることでも窓の魅力がアップします。

北側の窓は明るさを取り入れるのではなくて、静けさを取り入れるための窓。開放的だけでなく落ち着いた空間にするための窓というのもあります。


窓で家は、暮らしは変わります。

家づくりではぜひ、窓についても考えてみるといいと思います。

 


関連記事
  • 敷地周辺の環境を活かして設計すること。

  • 高気密高断熱住宅で気密測定をやる意味。

  • 普通の家をつくる。非日常をつくる。

  • サクラ下の平屋。インテリアについて。

  • 西本町の家では気密測定を。

この記事をシェア