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コラム
column

エアコン一台で快適に暮らす高気密高断熱の夏は日射遮蔽が決めて!!

梅雨が開けて夏らしい季節ですね。

夏(冬もですが)の暮らしはエアコンが欠かせません。

暮らしの工房の住まいは基本的にはエアコン付けっ放し状態を推奨。

高気密高断熱で出たり入ったりするエネルギーを極力抑えて、最小限の機械で家全体の空調を制御します。

風景と暮らす池畔の家では10畳用の一番安いエアコン一台で家全体の冷房をまかなっています。

特別必要なシステムはありません。

普通の壁掛けエアコン一台です。

我慢は一切せずに快適な環境をつくり出せています。

なぜそのようなことが出来てしまうかというと、単純に断熱性能と気密性能を必要なところまで上げているから。

断熱性能はUA値0.35 気密性能はC値0.2 これぐらいの性能があれば実現します。

断熱性能をもっと上げてHEAT20G2レベルまで上げてしまえばもっと快適な環境になるでしょう。

ただし、G2グレードは壁の断熱を中外2重にする(付加断熱)ことが必須のため、コストに影響しますが、やれば間違い無いでしょう。

(G2グレードは旧上越市内では0.34なのでほぼG2グレードなのですが。。。0.1の差にどんな差を感じるのか。。。と言ったらほとんど無いでしょう)

 

まず第一に、断熱性能と気密性能を上げることで、冬はもちろん、夏も快適な環境をつくれるのですが、ここで一つ抑えておかなければならない大事なことがあります。

それは窓から入る日射(太陽熱)を抑えるということ。

断熱性能が良いため、窓から入った太陽の熱は家の中を存分に温め、そして保温性抜群。

この太陽熱を抑えなければいけないため、日射遮蔽という考え方が必要になります。

 

夏は太陽高度が高いため、窓上に帽子のような庇をつけることも有効ですし、2階なら軒先をしっかり出して上げることが重要。

真夏の日陰は快適ですよね。そんな状態を家の中につくるのです。

帽子の役目をつくりやすいのは南面。

朝日の登る東面と夕日の沈む西面は真横から光を当てられているので帽子では防ぎようはありません。

夏は朝日を入れると早朝から家の中が暑くなり断熱性が高いためその熱はなかなか消えません。

西日を入れると夜も暑苦しい。

何としても防ぎたい朝日と西日。

そんな時は窓前にスダレやシェード、タープを取り付けて日射を遮る必要があります。

緑のカーテンも有効ですが、植物の成長と涼しくしたい季節のタイムラグが生じるかもしれません。

私はスダレがおすすめ。

風情があり、風景をつくり、みた感じで涼しさも感じます。

 

梅雨が明けて本格的に暑くなる季節到来。

待ってましたとばかりに、風景と暮らす池畔の家ではスダレを設えました。

窓の設計段階からスダレが取り付く前提でディテールを考えたので、スダレの納まりが良い。

杉の素地の外壁との素材の相性も抜群でめちゃくちゃかっこよくなりました。

季節とともに、暮らしとともに住まいの設えも変わった行く。

快適に暮らすには昔からの原点が大事なのだと思います。

日中は外から中の様子は見えず、中からは外の様子が伺える。(夜は逆転します)

日本の夏のような空間になってとても良いです。

これでより、エアコンの負荷が少なくなり、快適に省エネルギーで暮らせる家になります。

 

家づくりをする際は、断熱気密はもちろん、季節に応じた日射遮蔽や日射取得を考えるパッシブデザインという視点も重要ですので、その点を注意して快適な家づくりを目指してください。


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