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3-6-35mahorobakanⅡ-A, Kokufu,
Joetsu-shi, Niigata, 942-0082, Japan
作品
works

サクラ下の平屋

サクラ下の平屋は、新興住宅地と既存住宅地の境が立地環境。 既存住宅地の隣家には大きな桜の木が一際目立つように存在し、新旧の住宅地の緩やかなつなぎ役を担っている。 そんな桜の木の下、住宅地でものびやかにおおらかに暮らすことのできるように平屋の住宅を計画したのが、サクラ下の平屋のコンセプト。 3棟をコの字で繋ぐことで出来る中庭空間によって、ひしめき合う住宅地の中でも適度な距離感をもつ外部空間をもち、ウチとソトの程よい距離感をつくりだし、のびやかに居心地のいい環境をつくった。

平屋特有ののびやかさと暮らしやすさをつくりながら、まちのつながりを求めつつ、許容応力度計算による耐震等級3、断熱性能を示すUA値は0.36と北海道の性能基準(UA値0.46)を優に越す高性能を実現。安心と快適性を手に入れた住まい(長期優良住宅認定)。

外観
角地に建つ環境。各棟のズレをつくることで、交差点の緩やかな干渉と住まいとの距離感をつくっている。
ダイニング
和室、ソファスペースのコーナーは窓が設けられ、対角線上に視線の抜けをつくることで伸びやかな空間をつくりだしている。
ダイニング
正面は玄関へ。アーチ状のヴォールト天井が優しい空間をつくる。左側のキッチンとは家具でしっかりと仕切られながら緩やかにつながりを持つ。
リビング 開放
低い天井のソファスペース。コーナーに窓を配置して抜け感と落ち着きをつくる。
リビングダイニング
ソファスペースから各スペースのつながり。キッチン、和室とつながり、家具でスペースが仕切られる。
リビングダイニング
ソファスペースからダイニング方向のつながり。
和室
和室はゲストルームを担うゴロ寝スペース。
和室
和室からダイニングをみる。
ワークスペース
キッチン脇のデスクスペース。和室とのつながりの干渉スペースも兼ねて、仕事をこなすスペースになる。
キッチン
キッチンは定番のオリジナルキッチン。キッチンを家具として扱うことで、スペースを仕切ったり使い勝手を変更したり、動線をつくったりすることが出来る。

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