メニュー
3-6-35mahorobakanⅡ-A, Kokufu,
Joetsu-shi, Niigata, 942-0082, Japan
コラム
column

豊かな時間を纏う家づくりをしたい。

最近の日中はうだるような暑さが続き、お盆過ぎからの雨続きが嘘だったように暑さが戻って来ましたが、夕暮れ時にはすっかり涼しく秋を感じるようになりました。

近くに暮らしていながら普段は気にすることがあまりなかったこの池も、建築するきっかけでこの周辺に目を向けるようになり、改めてこんな環境で計画できた縁を喜んでいます。

だからどうしても周辺環境を含めた建築の引きの写真が多くなりがち。

まだ外回りが整ってないので建物だけで写真が取れない。。。雑然とした外回りを隠したいという意図もあります(笑)

ただ、住まいと周辺をとりまく環境、それに対してどのような思いを持ってをトータルで見ていただきたいと思います。

意識としては乱立している小さな農小屋を勝手にインスパイアして、家のプロポーションを決定。

シンプルな切妻屋根(三角屋根)が連なるような建物が並ぶ景色をつくりたいと思いました。

外壁の素材は杉板。ごくごく普通で普遍的な材料を選択。

池ののんびりとした空気感も纏いたいそんな思いです。

素朴でゆっくりとした時間が流れる周辺環境を住まいに取り込むような素材やプロポーションを選択をして、精神的に健康で豊かな住まい環境の実現を目指しました。

家の中からの夕暮れの風景。

夕方になると大人から子供まで、毎日釣り人がいるこの池。

バス釣りなのでアクティブな動きを見せていますが、フナ釣りのようにジッと待つ釣り人の風景がそこにあると、この周囲だけ他と時間軸が変わっているかのようなゆったりとした空気感がより漂うのだろう。

そんな姿が見れるといよいよ最高のロケーションになり、そこに建つ住まいは同じくゆったりとした空気を纏い、豊かな家時間をつくりだすことができそうだ。

豊かさって存在するモノではなく、周囲を取り込むモノなんだと実感する現場です。

誰かこの場所でフナ釣りしてくれないかなぁ・・・(笑)


関連記事
  • 上越市立水族館うみがたり。(設計:日本設計)

  • 西本町の家の隣の建物。

  • 直江津のまちのヒューマンスケール。

  • 正善寺エリアの里山空間。

  • イトーヨーカドー撤退で直江津はどうなる?

この記事をシェア