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コラム
column

【謹賀新年】雪国の楽しい暮らしからスタート。

あけましておめでとうございます。

本年も一年、よろしくお願いいたします。

今日から仕事をスタート。。。も、事務所のあるアパートは大雪の影響でたどり着けず、駐車場も除雪がまだ。。。

仕事に必要な書類等だけ持ち出して結局家で仕事をしています。

 

今年は新年早々大雪に見舞われました。

事務所のある直江津地域は海沿いのため比較的雪は少ないのですが、数年に一度は大雪がやってきます。

昨年は全く積雪がなかったので。。。(その前の年も少なかった)雪かきに追われた正月は体がバッキバキ。

直江津の大雪設定、40cmのドカ雪を想定しての設計がついに花開く時と、実はワクワクしてたり。

40cm振るとリビングピットのソファと雪上が同じレベルになり、雪の中に埋まった一体感ある住まいとなる思惑があります。

一年越しに見ることができました。

待ちに待ったこの瞬間を楽しみに、夜もずっと障子をあけて美しい雪景色を眺める。

全然降り止まない雪でも心は軽くなります。

新雪テラスで遊ぶ気満々だった子供たちも、この雪上の風景が勿体無くて飛び込めないと。。。笑
設計の狙い通りになりました。
雪国の美しい風景が、心象風景となってほしい。そんな思惑。
雪国の暮らしは悪くない。とても素敵。と。。。
 
どうしても暮らしていると辛いこと、めんどくさいことの方が強く感じ、身近な美しさに鈍感になってしまいます。
どの地域も同じで、地域特有の辛いこと、めんどくさい暮らしがあり、その地域らしい良いところに鈍感になる。
しょうがないです。
どの地域も外から刺激を受けて気づくことがあります。
なんで地元の人は宝物に気づかない。と言われても、日々の暮らしの中では当然だと思います。
 
生まれも育ちも地元。そんな自分にも家づくりを通してやりたいことがある。
地域の魅力をしっかりととらえられる住まいであること。
ここの気づきができるような仕掛けを家につくり、感覚を刺激する。
気づくことで感情を動かし、豊かさを感じる。
家づくりを通して豊かさをつくる。
それが暮らしの工房の目指すところ。
お正月はそんな初心をじっくりと味わえるひとときでした。
 
で、降り続いた翌朝。
雪が想定以上にある。。。笑
雪上に座る感覚というよりは、雪の中に埋まる住まいに。
高さ80cmの手すりがほとんど見えません。
流石に降りすぎだな。。。
 
ということで、雪かきで汗をかきながら、ついでにどけた雪でかまくらをつくったり、ソリ山をつくったり。
それはそれで楽しい雪国の暮らしでした。
今年は自分自身では40歳というなんとなく節目の年齢。
新しいチャレンジをしていくつもりでいます。
子育てと仕事と家庭と、いろいろなことにアクセルとブレーキが同時にかかるような感覚はまだまだありますが、どれも疎かにできないのでバランスとって質の高い仕事を進めていきたいと思っています。
 
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