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コラム
column

上越市・中郷の家の気密。

中郷の家の気密測定を行いました。

暮らしの工房では全棟気密測定を行います。

気密測定はもちろん、断熱、エネルギー計算、許容応力度による構造計算を全棟行い、家の確かさの根拠を数値として把握しています。

感性でつくるデザイン性と、論理でつくる家の性能。

どちらが欠けてもダメだし、どちらか一方が優れてもよくない(とまでは言わないけど)。

上位でのバランスが家の心地よさをつくる最適な方法だと考えて家づくりしています。

中郷の家の気密性能はC値0.2。

とてもいい数値です。

数値だけ追いかけてもしょうがないので0.5以下であれば問題ないとしています。

暮らしの工房の平均的には0.3。

気密に関して、上越ではトップクラス。間違いなく自信を持っていいレベルだと自負しています。

気密を取るために特別なことは(窓は引き違いだめとか。。。)やってなく、丁寧な施工と現場の進め方、設計を心がけているだけ。

 

なぜ気密が大事なのか?というと、家の中の空気を留めておくこと(隙間風の防止)と計画通りに換気を促すため。

リフォームでも気密性能を上げておくと隙間風がなくなり、暖かな、涼しい空気が逃げず、快適になると思います。

断熱性能を担保するために気密性能があり、快適性に直結する部分です。

だからこそ、外すことができない大事なポイント。

 

断熱性能も気密性能も特殊な工法が優れているのではなく、当たり前のことを丁寧に行うこと。

しっかりと計算し、実績を積み、勘所を抑えることが重要です。

それだけで、特別な工法よりもはるかにしのぐ性能を担保することができます。

家づくり、設計を丁寧に。

暮らしの工房の生命線でもあります。


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